
が達成可能であることが報告された。
3.1.1.1.6.8.3 ATS用HF通信システムに関する基本要件
会議では、今後の作業としてSARPsとガイダンス・マテリアルの作成に着手することが合意され、以下の勧告を作成した。
勧告6/1 HFデータリンクに関する標準及び勧告方式(SARPs)の作成
a)パネルは、システム解説書を正当に評価し、パネルによって行われた実現可能性の研究結果に基づき、HF空地データリンクのためのSARPs及びガイダンス・マテリアルの作成を継続すること。
b)パネルは、HFデータリンクのSARPs作成に際してネットワーク及び利用可能な周波数帯域を含む周波数管理に関する事項について早急に考察すること。
3.1.1.1.6.9 議事項目7(航空移動衛星業務(AMSS)に関する問題点)
3.1..1.1.6.9.1 AMSS関連の検討グループ
スポットビーム導入等とよる最近のインマルサットの航空システム定義マニュアル(SDM)の改訂に伴い、第10付属書内のAMSSSARPsの修正が必要となる可能性がでてきた。このため、会議では、この問題に加え下記の項目を検討するためのWG−Aを再び設置することとした。
3.1.1.1.6.9.2 ADS支援のAMSSデータリンク
現在のところ、衛星通信(SATCOM)を利用したADSのための運用構想や手順が確定しておらず運用的にも検証されていないため、会議では技術的な実現性や経済的な実行可能性を確認するため、これまでのようにAMCPとADSPとの間の調整が必要になるであろうという認識を得た。
3.1.1.1.6.9.3 制度上の問題点
衛星通信は、特定の技術や制度的な側面を含む複雑な問題であることから、会議では、今後さらに研究を進めていくことが決定された。
3.1.1.1.6.9.4 次世代システム
近い将来、移動衛星通信業務に利用されることが期待されているイリジウム等の非静止衛星システムが、航空界の広い範囲の衛星通信アプリケーションのコストを大幅に引き下げる可能性を含んでいるため、会議では、以下の研究に着手することが必要であるという認識を得た。
・ATC及びAOCのためのAMSS要件
・AMS(R)S帯域の周波数割り当てと実現性
31.1.1.6.10 議事項目8(将来作業計画)
3.1.1.1.6.10.1 ワーキング・グループ(WG)の構成
今後のWG構成及びそのRapporteurを以下のとおりとした。
・WG−A:AMSS関連の検討(Rapporteur:未定)
・WG−C:モード1及び2の検討(Rapporteur:Mr.F.Tomasello)
・WG−D:モード3及び4の検討(Rapporteur:Mr.K.van den Boogaard)
・WG−E:HFデータリンクの検討(Rapporteur:Mr.L.Jonasson)
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